つぶやきシロー（塾長コラム）

無駄なことなんてない！

ご無沙汰しております。
小島つぶやきシローです。

唐突ですが、無駄なことを省く
ことが良いとされてますが、そうでしょうか？

小島では、無駄かもしれない事をたくさん
やっております。
授業の教材は全て手作り、スタッフは
マスク着用でさらにフェイスガード
全ての教室にプロジェクター等々
なかなかの無駄っぷりです。

さて、12月24日に受験生全員の調査書を
確認しました。
これも、各ご家庭で確認してもらえば
それでよいのでしょうが...
それでも小島では、全受験生分全てを
確認しました！
すると...
英検の記載がなかったり、部活の大会の
結果が記載されてなかったりと
多くのミスを発見！！
もちろん、ミスのなかった調査書も
ありますが、それはそれで「間違いなし！」
と安心ができるわけです。
無駄ではありませんでした！

小島では、小島独自で高校と個別相談も
してまいりました。
11月下旬から12月上旬は、毎日のように
朝から高校に出向き、今年はのべ800人以上分の
個別相談をしてまいりました。
これも、各受験生がすればよいのですが...
でも、詳細はあまり話すことはできませんが
コースが変更になったり、加点項目が
増えたりと、無駄にはなりませんでした。

今多くの学習塾で「無駄を省く」ことを
良しとしている風潮があります。
ただ、その無駄を省くというのは
学習塾の都合であり、子ども達のための
動きではない気がしております。

子ども達の成長のためには、多くの「無駄」が
必要なのではないでしょうか？
問題が解けなくて困っている子に正解を
教えれば、それ通り問題を解いて答えを
出せるようになります。
考えるのに「無駄な時間」を使うより
やり方を聞いた方が早いのは間違いないです。
でもこの「無駄な時間」って、大人にとっての
無駄な時間であり、子ども達にとっては
大切な成長のきっかけなのではないでしょうか？
問題が解けない子にヒントを出し
また悩んでもらい、もうちょっと簡単な
問題を出題し、それからもう一度考えてもらい
子どもが自分で問題を解き明かせるまで
付き合ってあげる。
小島はそうあるべきだと考えます。

さぁ受験生諸君、この時期は
一度解いた問題を何度も練習することは
絶対無駄にはならないぞ！
同じ問題を、何度も解いて、何故そうなるのか
気を付けなくてはならないことは何なのか
を、自分で何度も説明しよう！
いいか、無駄な事なんてないんだ！！

さて、このブログを書いたことが
無駄にならないことを祈りながら
今日は眠ることにいたします。