入試情報

2023年度埼玉入試分析~理科編~

      ブロガー:雄大       
 本日は、わたし雄大が2023年度埼玉
公立入試問題の理科の分析しましたので
発表させていただきます。

★理科 分析★
 問題の構成は例年同様に大問1が24点
大問2~5がそれぞれ19点でした。
毎年のように出題される、記述の問題で
今年も差がつきそうです。
 最近の傾向として、大問5:光の問題
のような、身近な出来事を理科の単元
として扱っていることがあげられます。
多くの問題を解くだけでなく、その現象を
理解し、文章として説明する力が必要だと
感じました。
 全体的に難易度は易化であり、平均点は
前年より上がり56点ほどだと思います。

 

~問題詳細分析~
【大問1】 小問集合 
 小問集合は比較的簡単な問題が多かったです。
各単元の基本問題が集まっている印象でした。
 また、計算問題である問4と問7については、
問4の仕事率はパターン問題でしたが、
エタノールの密度を求める問題は
単位変換が必要であり
正答率は低いと考えられます。

【大問2】 天気 
 今年は天気の出題であり
気圧配置や陸風海風、偏西風など
風にまつわる問題が集められました。
 また、問題自体は基本的なことを
問われていますが、授業・実験・会話
のように、条件が切り替わっていくことで
表の値を正確に読み取ることができるかが
大事になると感じました。
 また、問5の偏西風の問題は見慣れない
問題でしたが、問題文に説明として
書かれているので、そこを読み取る力が
試されました。

【大問3】 植物・遺伝 
 今年は植物・遺伝の出題であり
問1の合弁花類・離弁花類の出題は
覚えきれていない生徒が多かったのでは
と思います。
 問2は図から読み取る問題で、
意味はわかっても文章にするのが
少しむずかしいかと感じました。
 問3からは遺伝の問題で、
子の形質から親を推定する問題は
練習が必要ですが、慣れた人にとっては
簡単だったのではと思います。

【大問4】 酸化銅の還元 
 今年は酸化銅の還元の出題であり、
問3までは比較的答えやすい問題でした。
また、問4の(1)は表から読み取るもの
であり、表から二酸化炭素の質量を
求める段階で、多くの受験生が
止まってしまったかと思います。
 同様に、(2)も正答率としては低くなる
と予想されます。

【大問5】 光 
 今年は光の出題であり
久しぶりの出題となりました。
また、頻出する凸レンズの問題形式とは
異なり、見慣れない内容に戸惑った
受験生も多いかもしれません。
 問4では、わかっていても文章として
書くことが難しい問題でした。
 問5では、ア~エをそれぞれ考え、
光が屈折しどのように曲がるのかを
考えれば答えられたかもしれません。


 以上理科の分析です。
平均点は、若干上昇し56点だと
予想いたします。

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