入試情報

【2024年度入試】埼玉県公立入試 平均点予想と問題の総評

2024.02.22 06:18   ブロガー:城  

受験生の皆さん、長い戦いご苦労様でした。

小島進学セミナースタッフが、全科目の問題を
じっくり解き、平均点予想をしました!

また、今年の入試問題の様子や傾向を昨年度まで
の問題と比較し、【総評】として掲載いたします。
5科目+学校選択問題2つ、全ての分析と、各題問
についてのコメントを掲載しておりますので
ちょっと長~くなってしまいましたが、是非参考に
していただければと思います。

2024年度 埼玉公立入試
【 国語 総評 】
問題構成と配点はいつも通り。出題形式も昨年と
ほとんど同じでした。大問3が昨年よりも理解し
づらい内容であり記述もなかなか答え辛い問題
でした。とはいえ、ほぼ例年と同じ難易度であった
ように感じます。平均点は、56点だと予想します。

<大問ごとの様子>
【1】 物語文 26点
配点は昨年と同じで記号問題は4点が2問
5点が1問記述問題が6点と7点が1問ずつです。

🔹難易度も例年通りで、しっかり練習している
 受験生は得点率は高かったと予想します。

【2】 漢字・文法・表現 24点
配点は昨年と同じでした。
🔸漢字は読みが3問、書きが2問で各2点。
 難易度も例年通りでした。

🔸文法は「ない」の判別。「ぬ」と置き換える
 としか覚えてなかった受験生は間違えてしまった
 かもしれませんね。

🔸漢字の熟語の構成が出題されました。この問題は
 正答率が高かったのではと思います。

🔸2019年から5年間続いていた会話を読んで考える
 問題から、1人の生徒のスピーチの原稿から文章表現
 を考える問題でした。ただ難易度としては
例年通りでした。

🔹難易度は例年通りだが、細かく見ると昨年よりは
 ちょっと取りにくかったようにも思えます。

【3】 論説文 26点
配点は昨年と同じで記号問題が、4点問題が3問
記述問題が7点問題が2問でした。

🔹 なかなか理解しづらい論説文でした。
 記述に関しては、なかなか難易度が高そうです。
 各高校の部分点のつけ方によって変わりますが
 昨年の問題よりも正答率が下がるのではと予想します。

【4】 古文 12点
配点は昨年と同じで、内容理解の記述問題が3点
指示語を問う問題が3点、現代仮名遣いの問題が
3点、内容理解の記号問題が3点でした。

🔹難易度は例年通り。問題形式も全く同じでした。

【5】 作文 12点
資料を参考に作文を書く問題。内容も条件も
昨年と同じでした。

🔹SDGsを題材にした作文ですから書き
 やすかったのではないかと思います。


2024年度 埼玉公立入試
【 社会 総評 】
配点は例年通りでしたが、出題形式は
いくつか変化がありました。
まずは、記述問題が1問減っています。
また、図表や資料を読み取る問題が近年
増えていますが、今年はさらに増えたように
感じます。また、一番大きな変化としては
時代の並べ替え問題が1問減りました!
受験生がみんな苦手にしている問題でした
ので例年よりも点数がとりやすかったのでは
ないかと感じます。
予想平均点は65点
学校選択問題を出題する高校での平均点は
相当高くなるのではないかと予想いたします。

<大問ごとの様子>
【1】 世界地理 14点
配点も出題形式も全く同じでした。
記号問題は3点が2問記述問題は3点が1問
5点が1問でした。

🔹難易度も例年通り、資料やグラフから
 読み取る問題が出題されました。
 ここ最近の傾向である文字数の多い問題に
 しっかり慣れている受験生ならば、得点率は
 高かったのではと予想します。

【2】 日本地理 16点
配点は昨年と同じでした。配点も出題形式も
全く同じく、記号問題は3点が2問、2点問題が
1問記述問題は3点問題が1問、5点問題が1問でした。

🔹難易度は例年通りでした。
地理の過去問を練習していた受験生はかなり
点数がとれたのではと予想します。

【3】 歴史(江戸時代まで) 16点
配点は昨年と同じで、記号問題は3点問題が2問
2点問題が1問記述問題は3点問題1問、5点問題が
1問でした。出題形式には変化がありました!
例年出題されていて、難易度の高い
時代の順番を並べ替える問題がなくなっていました。
また、記述問題も知識が無くても書くことが
できる問題になっていました。

🔹並べ替え問題がなくなったことは大きな変化です。
 例年の問題よりも正答率が上がるのではと
 予想します。

【4】 公民 23点
配点がちょっとだけ変更があり、昨年は記述問題が
3点問題が2問、5点問題が1問でしたが、今年は
3点の記述問題が1問、5点問題が1問に変化して
いました。記号問題は3点問題が5問でした。
問題形式は、政党の考え方を座標軸であらわして
いる問題が出題されるなど、資料を読み取る力が
必要な問題が多かったように思います。

🔹配点に変化がありましたが、それほど影響は
 なさそうに 感じました。ただ5点の記述問題が
 例年以上に 解きやすい問題だったので得点率は
 ちょっと上がったのではないかと予想します。

【5】 総合問題 14点
配点も問題形式も例年通りで、記号問題は
3点問題が3問記述問題は、5点問題が1問でした。

🔹2022年から3年間続いているレポートと資料を
 読みあわせて解き明かす記述問題が、読み解く時間と
 資料と比較する練習ができていないと難しかった
 のでは ないかと思います。ただ難易度的には
 例年通りで、得点率も例年通りだと 予想します。


2024年度 埼玉公立入試
【 理科 総評 】
問題の構成は例年同様に大問1が24点
大問2~5がそれぞれ19点でした。
本年度の問題は,全体的に見慣れない問題が
多く,問題文をよく読み,問題でどのような
現象の話をしているのか理解する力が必要だと
感じました。
毎年出ている化学反応式を書く問題でも
いつもとは違う形になっているため,ただ暗記
するだけでは得点につながらない印象でした。
また,大問4と大問5では
「実験で正確な数値を得るために」という
実験で得られた数値の扱いという点が共通して
出題されていました。大問3と大問5をしっかり得点し
大問2と大問4の取れる問題をしっかり正解することが
大事だと感じます。
平均点は大幅に下がり,42.6点ほどだと考えます。

<大問ごとの様子>
【大問1】 小問集合
小問集合は例年だと計算問題や読み取る問題が
はいってくるのですが本年度はすべての問題が
暗記問題でした。また,その内容に関しても
あまり見ない問題も含まれていました。
最近話題になっている半導体や,エネルギー遷移
なども出題されているため,日常との関わりに興味を
持ちながら理科を学習するとよく頭に入ると
思いました。

【大問2】 天体
本年度は天体からの出題であり,2年前から
の短い期間での再出題となりました。
今回の問題は月がメインでありましたが
ただ月の問題というわけでもなく,知識と
問題文から得られた情報から思考する力が
必要だと感じました。場面2の図4などから
読み解き,更に深い理解が必要だと感じました。
全体的に難しい問題が多く,平均点も大幅に
低くなると予想します。

【大問3】 せきつい動物 むせきつい動物
本年度は動物の分類からの出題であり
他大問と比べて比較的点数が取りやすい
印象がありました。問4までは見慣れた
問題が多かったですが,問5ではカモノハシに
ついて,表を読み取りそのように分類するかを
考える問題が出題され,内容をよく読み
資料から読み取る力が必要だと感じました。

【大問4】 炭酸水素ナトリウム
本年度は2年生化学からの出題であり
2年連続の出題となりました。
問1の記述問題は見慣れた問題でしたが
それ以外の問題に関しては,問題文から
実験内容を読み取り,理解し考える必要が
あるため,正答率も大幅に低くなると
思います。

2024年度 埼玉公立入試
【 数学 学力検査 総評 】
配点と問題形式については、例年通りだったと
感じます。関数が昨年8点分だったのに対して
今年は17点分出題されていましたので関数が
苦手な受験生にとってはちょっと辛かった
ように思います。

その代わり図形の面積体積や長さの問題が
今年は14点分出題されましたが、昨年は
18点分出題されたので、4点分減った形と
なります。

証明問題が昨年2問出題されていましたが
今年は、図形の証明1問だけでした。
その代わり関数の問題で説明を書かせる
問題が出題されました。

難易度的には昨年とほぼ同じ。
平均点は、57点だと予想します。

<大問ごとの様子>
【1】 小問集合 65点
🔸配点も出題形式もほぼ同じでした。
 計算問題は、4点問題が8問(計32点)で
 例年通りでした。(4)(5)は昨年より数字が
 簡単だったと感じます。

🔸関数問題が、4点問題が1問。昨年は2問出題
 されていたので、1問減っています。

🔸昨年出題されなかった角度の問題が4点問題
 で1問出題されました。

🔸平面図形は、4点問題が1問で昨年と同じ
 でしたが、今年は受験生が苦手とする
 面積の比を求める問題でした。

🔸資料と整理の問題は、昨年5点問題が1問でした
 が、今年は4点問題が1問と5点問題が1問と
 増えていました。

🔸確率の問題は昨年と同じく4点問題が1問と
 昨年と同じで難易度も同じ程度だと感じます。

🔸立体の問題は、昨年と同じく4点問題が1問
 出題されました。しかし昨年よりも解きやすい
 問題となっていました。

🔸規則性(?)と比例式を利用する問題が今年は
 (15)で出題されました。この問題は学校選択問題
 にも同じ問題が出題されていました。
 なかなか正答率が低いのではと感じます。

🔹特に大きな変化はありませんが
 昨年よりも点数がとりやすい問題が
 多かったように思います。

【2】 作図と証明 12点
🔸配点は作図の配点が1点増えています。
 ただし、昨年よりも解きやすい問題でしたので
 得点率が高いと思います。

🔸証明問題は、昨年文字を使った証明でしたが
 今年は、図形の証明問題でした。定期テストでも
 見たことがある問題ですが、証明をしっかりと
 練習していないと解けず、また合同を証明した
 あとの証明も、なかなか難しい証明でしたので
 完答するのはなかなか難しかったように思います。

🔹作図も証明問題も、部分点を各高校がどのくらい
 つけるかによりますが、昨年とほぼ同じくらいの
 正答率だったと予想します。

【3】 関数 13点
昨年は、規則性を問う問題が8点の配点で出題され
ましたが、今年は関数が13点分出題されました。
問題の形として、AさんBさんが問題を解いている
対話文という形は昨年と同じでしたが、関数の
利用問題について練習をしていないとなかなか
難しかったのではないでしょうか。
ただし(2)は、問題を読めれば5点もらえる問題でした。

🔹(3)が難しく、解くのに時間がかかる問題でしたが
 (1)(2)が取りやすい問題だったので、得点率は高く
 なると予想します。

【4】 図形 10点
配点は昨年16点だったが、今年は10点となって
いました。立体の問題ではありますが平面図形
として解くことができる問題でした。三平方と
相似を利用する問題でしたので時間が限られた中で
解き明かすのはなかなか大変だったのではと
予想します。

🔹難しすぎる問題ではないのですが焦りのある中
 で解答するのは難しかったように感じます。
 また時間がかかる問題でしたから、テスト時間内
 で解くのは難しかったと予想します。

2024年度 埼玉公立入試
【 数学 学校選択 総評 】
大問1の配点が1点多くなり、5点問題が増えたため
点数がとりやすくなったような気がします。
出題範囲別の配点は計算問題12点分は例年通り
でしたが関数の範囲が昨年21点分に対して今年は
18点分と3点分減っています。
図形の面積体積や長さに関する問題は、昨年21点に
対して今年は28点分と7点増えていました。
確率の問題は、昨年度が4点分に対して今年は17点分
と実に11点分増えている状況です。確率だけで大問を
1つ構成しているのは埼玉でははじめてなんじゃ
ないかと思います。
昨年よりも、問題はシンプルに見えますが解くのに
時間がかかる問題が散りばめられており時間配分を
失敗すると、極端に得点が低くなるように感じます。
難易度は昨年よりも若干易しくなっており
予想平均点は56点、といいたいところですが
50分で解き明かすと考えると、54.8点と予想いたします!

<大問ごとの様子>
【1】 小問集合 45点
配点は昨年よりも1点多くなりました。
昨年まで、4点問題が7問、5点問題が2問7点問題が
1問でしたが、今年は4問題が5問、5点問題が5問という
形になりました。
出題形式は昨年とほぼ変わりはありません。

🔸計算問題は昨年同様、4点問題が3問出題され
 ました。問題は例年通りでしたが、(3)の正答率が
 ちょっと下がると感じます。

🔸資料と整理の範囲が9点分出題されました。
 昨年度は6点分でしたので、3点分増えました。
 難易度は非常に優しい問題だったので正答率は
 高かったと予想します。

🔸規則性(?)と比例式を利用する問題が4点問題と
 して出題されました。相当昔にこのような問題が
 埼玉ではよく出題されていました。
 この問題は学力検査問題にも同じ問題が出題され
 ていました。なかなか正答率が低いのではと感じます。
 工夫をしないと、解くのに相当時間を使ってしまいます。

🔸平面図形の問題は、面積比の問題が4点問題と
 して出題されました。昨年は頂点・辺・ねじれの
 位置にある辺の数を答える問題が出題されており
 正答率が50%以下でしたが、今年も同じくらいの
 難易度だったと考えてよいでしょう。

🔸関数の問題が昨年同様5点分出題されました。
 優しい問題だったため正答率は高かったと予想します。

🔸立体の問題は、昨年4点問題が1問だったのに対し
 今年は5点問題が1問出題されました。昨年よりも
 正答率は高くなると予想されます。

🔸昨年は角度の問題が出題されませんでしたが
 今年は5点問題として出題されました。そ
 れほど難易度は高い問題ではなかったように感じます。

🔹多少の変化があったものの、問題形式に変化は
 ありませんでした。
 難易度としては昨年同様だったと感じます。

【2】 作図と証明 13点
配点も問題形式も昨年と同じで作図が6点
図形の証明が7点でした。作図は昨年よりも易しい
問題になっておりその代わり証明は完答するのは
難しかったように思われます。定期テストでも
出題されるような問題ですが、証明に自信がある
受験生でないとなかなか難しかったと感じます。

🔹作図も証明問題も、部分点を各高校がどのくらい
 つけるかによりますが、昨年と ほぼ同じくらいの
 正答率だったと予想します。

【3】 関数 13点
昨年は、規則性を問う問題が9点の配点で出題され
ましたが、今年は関数が13点分出題されました。
問題の形として、AさんBさんが問題を解いている
対話文という形は昨年と同じでしたが、関数の
利用問題について練習をしていないとなかなか
難しかったのではないでしょうか。ただし(2)は
問題を読めれば5点もらえる問題でした。

🔹(3)は解くのに時間がかかる問題でしたが
 (1)(2)が取りやすい問題だったので、得点率は
 高くなると予想します。

【4】 確率 10点
昨年は、この大問4で関数が17点分出題されて
いました。今年は埼玉県では珍しく確率のみで
17点分の出題でした。(2)②は難易度が高すぎる
わけではありませんが、学校の定期テストレベル
では、出題されないような問題が出題されました。

🔹確率を「数える」考え方で練習してきた受験生は
 なかなか解けない問題だったと感じますが「計算」
 で確率を考える練習をしてきている受験生には
 解きやすい問題 であったように感じます。

【5】 図形 12点
昨年は17点分だった図形の問題が、今年は12点分と
5点分少なくなりました。(1)は焦らなければ解ける
問題でしたが、(2)は時間内で正解するにはなかなか
難しい問題だったように感じます。また、昨年は
「途中の説明も書いて求めなさい」という出題形式
でしたが、今年は解答のみのため、部分点がなく
受験生にとっては苦しい問題となったと感じます。

🔹時間があって、じっくり解けば解ける問題では
 ありましたが、50分の勝負では昨年以上に正答率は
 低くなると予想されます。

2024年度 埼玉公立入試
【 英語 学力検査 総評 】
全体的に昨年度と比べ、問題は易しくなったようです。
大問4が少しなじみのない「ピクトグラム」についての
文章だったので、点数が取りづらい部分もありそうです
が、多くの生徒にとってはわかる問題が多かったと
思われます。
平均点も昨年度と比べ5~10点上がり
52.8点だと予想いたします。

<大問ごとの様子>
大問2
昨年度と比べ、記入すべき単語が少しわかりやすく
なっている様子です。また熟語に関しても教科書で
よく使われている「want to」を記入する問題だった
ので多くの受験生が記入できる問題だと思われます。
英作文に関しては「ALTの先生を勉強会に誘う」文を
書かなければならないので、
「生徒たちに英語を教えてほしい。」などの表現を
英語で表せる生徒と表せない生徒に分かれる問題でした。

大問3
昨年度と比べ、記号問題が少し難しくなっている
様子です。文章を補う問題は「B」か「C」かで
少し迷う生徒が出てくると思われるのに加え
語句を補う問題では「a few」が選択肢にあるので
こちらを選んでしまう生徒が出てしまうと思われます。
並べかえ問題と質問に対する答えの文を記述する
問題は昨年同様かもしくは、少しやさしくなって
いる様子です。

大問4
昨年度まであった、「スピーチ」を読解する問題が
なくなり、すべてが会話文になりました。
会話文のみとなった分、生徒たちにとっては読み
やすい文になったと思われます。各設問についても
素直に読み取ったことを答えればよい問題が多く
なっており、惑わすような選択肢や内容も少ない
ので昨年度よりも点数が取りやすい問題になったと
思われます。

大問5
昨年度と比べ、単語を補う問題に記入すべき単語が
見つけやすくなっている様子です。また、英作文問題
に関しても文章を書きやすい問題になっている
様子です。また、作文のテーマも昨年度と形式が
ほぼ同じなのでしっかりと点数をとれる生徒が
多いと思われます。


2024年度 埼玉公立入試
【 英語 学校選択 総評 】
全体的に昨年度と比べ、点数が取りづらい問題が
多かったようです。大問2では設問の難しさ、大問3
では文章の内容が難しくなっているのに加えて
出題の形式にも若干の変更点があったので、そこで
悩んでしまう受験生が多かったと思われます。
英作文についても、考えたことのない内容だった
受験生も多かったと思われるので
平均点は5~10点ほど下がり
51.5点と予想いたします。

<大問ごとの様子>
大問2
昨年度と比べ、並べかえ問題、質問に対して英語で
答える問題がかなり難しくなっている様子です。
特に並べかえ問題に関しては、ここで時間を
使ってしまった生徒は、問題全体にかける時間が
少なくなってしまい、全体の点数に影響してしまうと
思われます。選択肢問題は昨年程度の難易度ではあり
ますが、なじみのない「ピクトグラム」についての
対話文なので、どこに何の内容が書いてあったのかが
整理できなかった生徒は、ここでも時間をとられて
しまったことと思われます。

大問3
昨年度と比べ、文章の内容がだいぶ難しくなっている
様子です。また、単語の形を変える問題でも、例年は
動詞を適切な形に変える問題が出ていたところ
今回は選択肢に他の品詞が含まれていたので、受験生
を悩ませたと思われます。その他の設問は昨年と同程度
か少しやさしくなっている様子ではありますが
文章自体が読み解けていない生徒はそれぞれの設問を
考えるのも難しかったと思われます。

大問4
昨年度と比べ、少しテーマが難しくなっている
様子です。今の子供たちには割となじみのある
「キャッシュレス決済」がテーマになっているのです
が、そのメリット、デメリットを考え、英文にする
のは中学生には、少し難易度が高いように思われ
ます。また、自然環境やAI技術をテーマとする
教科書の本文はありますが、キャッシュレス決済に
ついて触れている本文がないので、それについて
英語で考えたことのある生徒も少なかったと思われます。


国語・社会・数学(学校選択)・数学(学力検査)
英語(学力検査)では、平均点が高くなると
予想いたしました。
 ちょっと、大きく高めにしてしまいましたが
 社会は特に易しくなっている気がいたします。

また理科、英語(学校選択)では
平均点が下がると予想をしております。
 特に理科に関しては、大幅に下がると
 予想いたします。

各科目の総評、細かすぎる分析を長々と
掲載いたしました...
最後まで読んでいただいてくれた方
本当にありがとうございます。

是非、参考にしていただければと思います!

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