入試情報

2023年10月進路希望調査

昨日、埼玉県教育委員会より
2023年度入試進路希望調査の結果が発表
されました。
これは、2022年10月1日に埼玉県の
全中学校で行われた進路希望調査の結果
です。
元データのリンクはこちらです。

●埼玉県教育委員会HP●

小島進学セミナーでは、今日と明日で
進路希望調査の結果について
ちょっとした分析を加えて、ご紹介
いたします。

今日は、県全体について
明日は、三郷・吉川から通学可能な範囲
にある高校についてご紹介いたします。
 受験生だけでなく、中学1・2年生も是非
ご覧いただき、今後の参考にしてください!

まずは、県全体の様子です。
【 全日制全体 】   1.18倍
【全日制普通科】 1.28倍
【三郷・吉川から通える公立高校の倍率】
         1.44倍

県全体としては昨年と変わらずという
ところです。小島進学セミあーで集計した
三郷・吉川地域から通学可能な範囲にある
公立高校の倍率は1.44倍でした。
 つまりは、埼玉県の中でも、三郷・吉川
地域からの受験は厳しいということを
皆さんご承知ください!

さて、倍率の高かった高校をご紹介
いたします。

【県全体で希望者の多い高校】
(2022年10月15日調査結果より)
①川口市立(普通科)...3.36倍
②さいたま市立浦和...3.30倍
③川越市立川越  ...2.95倍
④越谷南(普通科) ...2.24倍
⑤大宮(理数科)  ...2.20倍
⑥上尾      ...2.16倍
⑦大宮(普通科)  ...2.13倍
➇川越南     ...2.12倍
➈浦和西     ...2.10倍
⑩越ヶ谷     ...2.01倍
以上のようになっています。
 ちなみに、専門学科なので上記には
入れませんでしたが、越谷総合技術の
情報技術科が2.35倍と異様に高い倍率
となっています。
 倍率が高い高校の中での特徴としましては
毎年とても人気のある南稜高校が、今年は
希望者が減っているようです。
予想ではありますが、市立川口のスポーツ科学
コースに、人気を奪われているのではないかと
感じております。
 昨年倍率が2倍を超える高校は9校でしたが
今年は11校に増えています。この11校のどれか
を希望している受験生たちは、今まで以上の
努力をしようね!

 さて次に、県全体で希望者の変動が多かった
高校をご紹介いたします。

◆希望者が大きく増えた高校◆
 昨年度の同じ時期と比べて希望者が
大きく増えた高校(0.25以上の変動)を
変動が大きい順に9校ご紹介いたします。
(2022年10月15日調査結果より)
★浦和北  昨年0.98倍 今年1.55倍
★庄和   昨年0.70倍 今年1.13倍
★志木   昨年0.93倍 今年1.35倍
★岩槻   昨年0.92倍 今年1.26倍
★越谷南(普通科)
      昨年1.92倍 今年2.24倍
★川口市立(普通科)
      昨年3.34倍 今年3.66倍
★上尾   昨年1.85倍 今年2.16倍
★狭山清陵 昨年0.87倍 今年1.18倍
★浦和   昨年1.31倍 今年1.58倍
となっています。
 募集人員を40人減らす浦和北高校
庄和高校・志木高校の3校が上位を占めて
います。例年募集人員を減らしてもこれほど
大きな変動はなかったように感じますが
この3校は0.4以上も倍率が上がっています。
 川口市立高校については、まだまだ人気が
上がっていますね!昨年もこの時期に3倍
以上でしたが、昨年と比べさらに0.3倍率が
上がっています。
 越谷南高校は、ここ5年では一番高い
倍率になっています。
 浦和高校もまた1.5倍を超える倍率となり
浦高を希望している受験生にとっては厳しい
受験になります。

 ちなみに、今年募集人員を減らす高校
上尾鷹の台高校・朝霞高校・浦和北高校
大宮東高校・桶川高校・春日部女子高校
川口高校・川越西高校・越ヶ谷高校
志木高校・庄和高校・草加南高校
富士見高校の13校です。

 ◆希望者が大きく減った高校◆
 昨年度の同じ時期と比べて希望者が
大きく減った高校(0.3以上の変動)を
変動が大きい順に7校ご紹介いたします。
(2022年10月15日調査結果より)
★川越市立川越
     昨年3.95倍 今年2.95倍
★常盤  昨年1.60倍 今年1.05倍
★越谷北(普通科)
     昨年1.83倍 今年1.43倍
★南稜  昨年2.00倍 今年1.62倍
★草加  昨年1.31倍 今年1.00倍
★大宮武蔵野
     昨年1.17倍 今年0.87
★ふじみ野
     昨年1.20倍 今年0.92倍
となっています。
 川越市立川越高校は、倍率が1も
減っている!といっても、2.95倍ですから
埼玉県で3番目に人気な高校です。
気になるのが、常に倍率上位だった
南稜高校(普通科)越谷北(普通科)が、大きく
希望者を減らしていることです。どちらも
倍率が下がったといっても、まだまだ人気
のある高校ではありますが、昨年と比べて
100人以上も希望者が減っているのは
気になるところです。
 大宮武蔵野高校ふじみ野高校は1倍を
下回ってしまいました。

◆これが受験倍率ではない!◆
 今回ご紹介した倍率は、2023年10月1日
の時点の結果です。ですからこれがそのまま
受験倍率になるわけではありません!
例えば、今回一番倍率が高かった川口市立高校
昨年度のこの時期は3.34倍でしたが、受験の
倍率は1.83倍でした。大分下がりましたよね。
その逆で、吉川美南高校は昨年のこの時期は
0.63倍だったのが、受験の際は1.12倍でした。
 ですから、自分の志望している高校が
今回の結果で倍率が高いからといって、諦める
のではなく、今以上に努力をしましょう。
逆に自分の志望している高校の倍率が
低かったからといって決して安心はできません。
 まだまだ受験まで113日あります。
最後まで努力を続けましょう!

 それでは、明日は三郷・吉川地域から
通学可能な高校の受験希望者の様子を
ご紹介いたします!


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